かながわ芸能歳時記 「五所宮囃子(足柄上郡中井町/五所八幡宮/4月 )」

第 28 回
祭りの進行にあわせ奏でられる6種の囃子

五所宮囃子

巡航する見事な山車


 五所宮囃子は小田原囃子の系統で、毎年4月29日の五所八幡宮例大祭で演じられます。江戸時代中期に、組立屋台であった山車の頃から奉納囃子として取り入れられたものです。笛1、太鼓1、締太鼓2、鉦1の5人囃子で、山車運行の節目に演奏される「しゃぎり」は他の地区に見られない勇壮な囃子です。現在、町の無形民俗文化財に指定されています。

 祭りの朝、江戸時代末期の作といわれる精緻な透かし彫りや鮮やかな彩色が施された4基の山車が、各地区から神社の階段下に集合。山車の中で囃子手が、祭りの進行にあわせ、6種の「五所宮囃子」を奏でます。

 夜の闇が訪れると、中村川沿いに勢揃いした4基の山車の提灯と松明の灯りに照らされ、五所宮囃子が賑やかに響き渡る中、紅白2基の神輿が中村川に入り、クライマックスを迎えます。


住所:神奈川県足柄上郡中井町遠藤104

交通:JR東海道線「二宮駅」南口からバス(中井町役場入口行き)にて「五所ノ宮」下車

   小田急線「秦野駅」南口からバス(中井町役場入口行き)にて終点下車 徒歩12分

日程:2021年4月29日 ※中止または内容の変更となる場合があります。

お問合せ:中井町産業振興課産業振興班 0465-81-1115


●同時期(5月)開催のその他の祭り

山王原大漁木遣唄(小田原市浜町/山王神社/5月5日)

*新型コロナウイルス対策のため、中止・変更となる場合

 があります。ご確認の上、お出掛けください。



御輿の御前で奉納される「鷺の舞」

囃子手と盛り上げるヒョットコ

提灯に灯りがはいった紅白の神輿


協力・写真提供:中井町教育委員会生涯学習課

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